9弦ギター

…といっても、Ibanez辺りが出しているものではなく、この方が使っていたものです↓
Big Joe Williamsが使っていた「いかにも自分で改造しました!」感が満載なこの9弦ギター。1,2,4弦が複弦になっているという独特なものです。 自分は初めてBig Joe Williamsの写真を見た時から「このギター作れそうだな」と思っていたわけですが、増設ペグの取り付けやテールピース化など色々めんどくさそうなのと、しばらくは手元のアコースティックが1本だけだったのでためらっていました。しかしもう1本のアコースティックを入手したこと、YouTubeでBig Joe Williamsの動画を見ていたら何だか作りたくなってきたこと(笑)から先日ついに作り始めました。土台となったのはGretsch Jim Dandy。まずこいつに蝶番に穴をあけてテールピース化したもの取り付け。
次にヘッドに壊れたYAMAHAのダイナミックギターについていた三連ペグを取り付け。
「本物」はヘッド中央に1つ穴をあけそこに三連ペグの真ん中1つを通し、両脇2つは宙ぶらりんな構造のようです。ただJim Dandyはヘッド上部が平らなのでこのような付け方はできず、2か所に穴をあけ1つのみを宙ぶらりんにしました。ちなみにこの「宙ぶらりん」は弦の張力で変形しています(笑)。もし壊れたらその時はその時考えればいいでしょう。全体像です。
仕上がりはいつも通りの適当さ加減ですが、売るものではないのでこれで十分。弾き心地ですが、もともとGretsch Jim Dandyのネック幅がやや狭い上に元のナットを活用して複弦用の溝を切ったため、複弦に挟まれた3弦は押さえづらいことこの上ない(笑)。慣れるまで暫くかかりそうです。最後に恒例の「弾いてみました動画」です。

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家内工業型音楽制作者Ke Bongoと、Ke Bongoを中心とした緩やかな連合体Kengorian Airplaneについて

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