珍しく2日連続更新のBo Kengoです。昨日予告した通り、久々の音楽ネタです。
タイトルの通り、新しいギターを入手しました。昨年8月にリゾネーターを買って以来1年ぶりのギター増備です。
今回購入したのはRecording KingのROH-07というもの。例によってサ○ンドハウスでの購入です。
Recording Kingというブランドはもともと1930年代に通販会社のギターブランドとしてできたもので、当時はGibsonがOEM生産していたとか。現在のモデルは主にMartinの戦前モデルをモチーフとしたものを、アメリカで設計され中国で生産されているようです。この辺りは以前に購入したThe Loar(Gibsonのアーチトップギターやマンドリンをモチーフにアメリカで設計、中国で生産)と同じですね。
そして今回購入したROH-07というのは、Recording Kingのモデルの中では一番安いシリーズにあたる「Dirty 30's」のうち弦がテイルピースによってとめられ、ブリッジを上から押さえつける形になっているものです。フラットトップながらアーチトップギターと同じ構造ですね。通常フラットトップギターは弦の張力によってトップ板を引っ張って振動させるものなので、正反対ですね。
Dirty 30'sというシリーズながら、見た目はやや60’sのStellaっぽい所もあります(インレイなど)。30’sのフラットトップギターでこの弦の張り方をしているギターはどのくらいあったのでしょうか。
ネットをみても、国内外を問わずROH-07に関するレビューや動画は殆どありませんね。パーラーサイズのRPH-07はレビューや動画も多く、パーラーギターは近年人気が高いようです(サウ○ドハウスでも在庫なしでした)。今まで我が家のアコギは9弦のJim Dandy、借り物のJim Dandy、そしてリゾネーターと、普通のアコギがなかったのですが、普通のフラットトップよりは歯切れのよい音が欲しいと思いアーチトップギター的構造のこれを選択してみました。参考になるものがRecording KingのYouTubeチャンネルにアップされている1動画のみである意味賭けでしたが、セールでお安くなっていたのでハズレでもいいかくらいの気持ちで買っています(笑)。こうやっていろいろギターを買いすぎてしまっているわけですが…。
で、早速弾いてみましたが、予想通り低音は少なめでここは好みの分かれるところでしょう。フィンガーピッキングではやや物足りなさを感じますが、この辺はリゾネーターとうまく使い分ければよいかと。個人的には満足ですが、一般ウケするフラットトップの音ではありませんねえ(笑)。ネックは個人的な好みよりやや厚さが薄めですが、Starfire4やJim Dandyほどではなく許容範囲内です。
とりあえず、適当に弾いた動画がこちら↓
撮影は例のZR3100です。フラットトップほど低音が広がらず、アーチトップほど硬くはないという印象です。
それでは、また。
0コメント